なんかよくわからんが、何かがずっと付いてくる映画。
でも、どこに行って確実にあなたを付け狙ってくるとしたら・・
そんな映画が「イット・フォローズ」です。
イット・フォローズ(It follows)
監督・脚本 デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演者 マイカ・モンロー、キーア・ギルクリスト、ダニエル・ゾヴァット
『イットフォローズ』あらすじ
“それ”は人からうつすことが出来る。
“それ”はゆっくり歩いてくる。
“それ”はうつされた物にしか見えない。
“それ”に捕まると、必ず死ぬー。19歳のジェイはある男から“それ”をうつされ、その日以降、他の人には見えないはずのものが見え始める。動きはゆっくりとしているが、確実に自分を目がけて歩いてくる“それ”に捕まると確実に死が待ちうけるという。しかも“それ”は時と場所を選ばずに襲ってくるうえ、姿を様々に変化させてくるのだ。いつ襲ってくるか分からない恐怖と常に戦い続けながらジェイは果たして“それ”から逃げ切ることができるのか!?誰も体験したことのない<超・新感覚>の恐怖がずっとあなたに憑いてくる―。
「イット・フォローズ」オフィシャルサイトより転載
主人公ジェイが好意を寄せていたヒューと関係を持ったことから
「何者かにずっと後を付けられる」恐ろしい体験が始まる。
一体「それ」はなになのか?目的は?
ジェイと「それ」の恐ろしい戦いが始まる。it-follows.jp
『イットフォローズ』感想・ネタバレ
非常に怖い!とのうわさを聞きつけて、やっと見たのが「イットフォローズ」
主役のジェイが好きな彼氏のヒューと関係をもってしまったことで、
「それ」が襲ってくる絶望的ホラー。
とんでもない彼氏ですが・・・だまされたジェイがかわいそうです。
襲ってくるのは、普通の格好をした「人間」
ゆっくりと、確実にこちらに向かってきます。
捕まれば終わりです。
怖いのが「それ」はいろんな人間に変化します。
写真のような裸の女性だったり、おばあさんだったり、男だったり(全裸もあり)
しかも、自分にしか見えません。
このあたりの描写はなかなか面白くて、「それ」に追いかけられる人が
「あいつが見えるか!?」と周りの人に聞くシーンが何か所かあります。
このあたりは、なかなか緊迫感もあり、見ているこちらは「それ」に
追いかけられている臨場感を感じることができます。
結局のところ、「それ」は何ナノカ?はわからずじまい。
そして、エンドで「それ」を始末したジェイとポール(幼馴染で最終性行為をする)
が手をつなぎながら歩いていくその後ろに「それ」が!
で終わってしまいます。
よくありがちな終わり方ですが、見た方は賛否両論のようですね。
「最悪な終わり方」とか「最後どうなるの?」とか
監督は、「テーマは、生と死と愛」と言っているので、何か意味はあるんでしょうね。
そんな深読みせずとも、なかなか面白い作品でした。