今やユーチューバーでありドラマや映画に引っ張りだこの坂口拓さん。
彼が、２０００年に主演したゾンビ映画が「VERSUS」です。
本作は、海外で高く評価されたインディーズ映画。
Versus (2000) ORIGINAL TRAILER
２０００年／日本／１１９分
原題 VERSUS
監督 北村龍平
出演 坂口拓／榊英雄／三坂知絵子／松田賢二
あらすじ
囚人番号KSC2-303は、警察に護送される最中、とある組織に所属していた囚人仲間とともに脱走を果たす。しかし集合地点に居合わせた組織のヤクザ達は、早る二人に「待て」という。
やがて「ボスがつれて来いといった」女の処遇を巡って、ヤクザ達と険悪になった脱獄囚はヤクザから銃を奪い、一人を射殺する。しかし、射殺されたはずのヤクザは突如立ち上がり、脱獄囚と仲間のヤクザ達に襲い掛かった……。
背後に広がる、死者を蘇らせる「黄泉がえりの森」に女を連れて飛び込む脱獄囚と、それを追うヤクザ達。脱獄囚とヤクザとの、ヤクザ達が殺して遺棄してきた死者たち・ヤクザの裏切り者が呼んだ暗殺者たち・囚人を護送していた刑事たちを巻き込んだ血みどろの乱戦が始まった。
次々と地中から蘇る死者達、死んだそばからゾンビとなってふたたび襲い掛かるヤクザや暗殺者達との激闘の末、女とともに生きのびた脱獄囚の目の前に、組織のリーダーを務める謎の男が現れる。二人と女を結ぶ数百年前の因縁に導かれた二人は刀を取り、数百年越しの戦いに決着をつける。
引用先 wikipedia
かなりハチャメチャなゾンビ映画。
勢いがものすごい映画。というか、勢いだけの映画(笑)
まあすごいです。撮りたい絵だけを撮りまくったというような作品。
そのパワーは尋常ではありません。
ゾンビ、チャンバラ、ガンアクション。
これが嫌な人は見ないほうがいいです。
これが好物な人はおすすめです。
なんせ、森の中でゾンビとチャンバラしまくる映画なんですから。
その分、アクションシーンにはかなり力を込めています。
これは、のちに北村監督が撮影する「あずみ」へとつながります。
映画を見るとわかりますが、北村監督の映画に対する愛情をひしひしと感じます。
ゾンビとの銃撃戦は「男たちの挽歌」のジョン・ウーを彷彿とさせ、一対一の
剣での戦いは「ハイランダー」の戦闘そのもの！！
いや、パクリではない！！
映画愛なのだ(笑)
こんな映像を撮りたい！！って思ったんだろうな～～
でも、迫力はなかなかのものです。
最後の剣の戦いは緊迫感もあって非常に楽しめます。
「VERSUS」口コミ・評判
北村龍平氏のスーパーアクション チャンバラ？とでも言おうか。たしか「あずみ」の監督をする前の作品か。
一言で言うと、まぁ何ともスゴい映画！ゾンビもコメディもあり、見所は超殺陣、剣劇なのだが、テンポもイイっ。大作と言われる日本映画のメジャー俳優主演のノンビリしたつまらん大御所監督の作る映画とは一線も二線も画す出来だっ。
少し画像は粗いものの、飽きない展開にドキドキハラハラするだろう。あと、俳優の榊さんが兎に角カッコええ〜♪
もうかなり前の作品だけど、今観ても十分楽しめる。「ハイランダー悪魔の戦士」のような話の展開にゾンビ、ガンアクション、格闘、ソードバトルと様々な要素をぶち込んだ作品。中でも坂口拓ＶＳゾンビ戦。坂口拓ＶＳハイパーゾンビ戦、そして坂口拓ＶＳ榊英雄のラストバトルは見応え十分。アクション好きの方には是非一度観てもらいたい作品。そして、いつになったら「ＶＥＲＳＵＳ ヴァーサス2」が制作されるのか………いい加減待ちくたびれましたよ。
どこかタランティーノのキルビルのようなノリで、無軌道にも見えるがなかなかどうして丁寧なつくりで、見ていて世界観に引き込んでいく。
画面の向こうから熱が伝わってくるのは、出演者の熱量だろうと思う。
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